出産後の赤ちゃんの聴力検査、今昔

こんにちは ゆきちです。

今日は出産後の赤ちゃんの検査について。

色々あると思うのですが、あまりとりあげられないように思うのが

新生児聴覚スクリーニング検査です。

海外では義務化されてる国もあるようですが、日本ではいまのところ希望制みたいです。

入院中の赤ちゃんの耳にイヤホン(めめはヘッドフォンみたいなものを装着したそうです)をつけて音を聞かせながら脳波を確認し赤ちゃんの反応をみるという検査で、痛くもなく眠っている間に10分程度で終わるようです。

・・・すごいですね。

生後すぐに、たった10分で結果がでるなんて。

30年前はまったく事情が異なっていました。

赤ちゃんの聴力検査 平成版

そもそも検査自体、午前から準備をはじめて、検査結果がでるのは夕方近くだったように思います。

ただそれ以上に問題なのが、この検査にたどり着くまでの時間です。

私とちーさんの場合なんと1年半もの時間がかかってしまいました。

私だって、生後半年を過ぎた頃には

(何かがおかしい・・・)

とは思っていたんです。

なので、乳幼児健診にいくたびに相談していたのですが、なぜかそのたびに

「お母さん心配しすぎですよ~(笑)。大丈夫、大丈夫」

と励まされて?あ、やっぱり大丈夫なんだ、と不安を拭い去って帰る・・・という事を繰り返していました。

今考えると、自分の未熟さにほとほと嫌気がさしてきます。

なぜありとあらゆる場所へ足を運び相談しなかったのでしょうか・・・

20歳そこそこの若き母は、あまりにも致命的な過ちを知らず知らずのうちにおこしてしまっていました。

やっと事態を重く受け止めて食い下がったのが1歳半検診の時です。

「あまりにも心配なので検査できる機関を紹介してください💦」と、半泣きで市の担当の方に頼み込みました。

その時でさえ「そんなに心配なら行ってみたら?」となぜかいい顔はしてもらえませんでした。

まあその後、専門機関で検査をし、一目瞭然に結果がでて、長い二人三脚のわちゃわちゃ生活に突入していくわけですが、

不安をかかえたまま、結果をださずにいるのって、何一つよいことがない

ということはいい教訓になりました。

結果を聞くのはこわいですけどね。

でもここぞというときは勇気ださないと一生の後悔になるときがあります。

ちなみに後になって例の市の担当の方に会った時、

「わたし、耳の事は素人なんで、いろいろ教えてくださいね!」

と満面の笑みでいらっしゃいました。

そのあと、聞きにいらしたことは、一度もありませんでしたけどね。それが一番残念でした(笑)

そんなこんなで、いろいろあったので、めめが生まれてすぐに検査を終えたと聞いたとき「すごーい!」と思った次第です。

ちなみに、めめ、検査にひっかかることなく退院して参りました。まあ検査していなかったとしても、聴覚障害児を育てた経験がある人なら赤ちゃんの反応をみればたいていの場合すぐにわかると思いますけど。

この聴覚スクリーニング検査ですが検査費用の助成もあるみたいです。

各都道府県のホームページで確認してみてくださいね。

この頃の主な出来事

1990年 東西ドイツ統一/ちびまる子ちゃん放送開始/任天堂スーパーファミコン発売

1991年 バブル崩壊/湾岸戦争勃発/ジュリアナ東京オープン

1992年 バルセロナ五輪開幕/学校週5日制導入/きんさんぎんさんブーム

などなど

                                                                

      

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